【ニキビあと(クレーター)治療は形成外科の治療分野】

ニキビは皮膚科治療の範囲ですが、ニキビあと（クレーター）改善は形成外科の治療分野となります。ニキビあと(クレーター)治療は時間や費用をかけても結果に結びつきにくい分野のため本格的に取り組む医療機関が少ないのが現状ですが、当院では傷跡治療の豊富な実績を活かし、ニキビあと（クレーター）に対してもフラクショナルレーザーを用いて積極的な治療に取り組んでいます。

当院のニキビあと(クレーター)治療の症例

陥没したクレーター痕の改善

鼻部のニキビ跡クレーター

陥没したクレーター痕の改善

※無断転載はご遠慮ください。※変化や効果には個人差があります。
※不適切な施術や出力設定ではかえって悪くなることがあります。※薬剤を用いる施術にはアレルギーが起こることもあります。

ニキビあと治療の施術について

ニキビあと(クレーター)の原因は炎症ニキビを繰り返すことによって生じた肌の奥の瘢痕組織と肌との癒着です。 改善のためには
■委縮した瘢痕組織を崩すこと
■皮膚との癒着をはがすこと
が必要です。

当院ではフラクショナルレーザーを用いて、瘢痕組織を崩して肌との癒着を解き、くぼんでいる状態を持ち上げます。

【フラクショナルレーザーがニキビあと(クレーター)治療において優位である理由】

フラクショナルレーザーは、ダーマペン・ダーマローラーなどの針治療では届かない瘢痕組織がある肌深部まで深くアプローチでき、最高出力のままピンポイントで到達ができます。肌深部のコラーゲン再生もでき、患部の皮膚の入替治療が可能です。

さらに
・出血がない※わずかな出血はありますが、レーザーより同時に止血されます
・メイクが当日から可能
・ダウンタイムが軽い
といった点においても優れています。

治療の手順

1. 初診カウンセリング
   症状や状態を確認し、治療内容や期間の説明をします。ご不明な点やご希望がありましたら、お気軽にご質問ください。
2. 施術準備外用麻酔・血液検査(初回のみ)・写真撮影
   外用麻酔をご用意します。初回トライアル治療は血液検査や治療経過を追うための写真撮影を行います。
3. 治療施術
   照射時間は部位や範囲・症状によりますが、おおむね15分程度です。
4. 終了クールダウン
   施述後はクーリングを行い、皮膚再生を促進する外用剤を浸透させます。施術後は軽い赤み程度でメイクも可能です。

施術時間

15～30分程度※お肌の状態や症状などによって異なります。

麻酔

外用麻酔を使用。

通院

次回2週間後を目安に予約してください。

赤み・腫れ

(リスク・副作用)
照射後、赤みや腫れがでることがあります。徐々におさまり、3日程度で消失します。(メイクで隠せる程度)また照射当日からカサカサと乾燥したような肌状態になる場合がありますが、これは肌が生まれ変わりをしてるためです。無理に擦ったり引っ掻いたりしないで下さい。3日程度で自然に剥離します。

治療禁忌

重篤な皮膚疾患・炎症がある場合

メイク・洗顔

術後当日から可能です。

ホームケア

・トレチノインで皮膚の代謝を促進させます。 ・ハイドロキノンでメラニン沈着を予防します。 ・3～5日は肌が生まれ変わることによりカサつきが起こるため、いつも以上に保湿を行ってください。ビタミンC誘導体「APPS」と水溶性ビタミンE誘 導体配合のCEローションの併用が効果的です。

治療費のご案内